何といってもそれぞれの登場人物の愛情劇は見ものの一つ

バジリスクの中では熾烈な戦闘シーンや物語が進行することによって描かれる登場人物達の心理など見所がたくさんありますが、何といっても恋愛模様は見逃すことは出来ないでしょう。作中においては主に弦之介と朧の両名について主軸として書かれていますが、それ以外にも恋慕の情に惹かれあっている、もしくはいたものの他、身内としての情愛に満ちているなどそういった絆を思わせる要素についても私は心に響く胸中でした。しかもその全てにおいて無駄な表現がないのでより一層感情移入できる作品となっているだけに、あまりにも残酷に展開していくストーリーに心痛めてしまう場面もありますがそこもまた狙いなのかも知れません。それでは具体的な場面について順をおって説明していくことにしましょう!

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二人の縁は消えることなく

まず最初に話すべき恋愛相手は何といっても弦之介と朧の育ての親でもある弾正とお幻の二人です。この二人、若かりし頃は物凄い美男美女の間柄でいつ結ばれてもおかしくないといわれていたほどだったのです。アニメのストーリーにおいてもそんな弾正とお弦の若かりし頃の話を初めとした甲賀と伊賀の果てしない争いへと誘われていくのです、これは史実においては実際にあった乱である『天正伊賀の乱』、この折に二人はそれぞれが自分たちを殺そうとしたと勘違いしたため祝言はおろか、和平への道も閉ざされてしまったのです。

その後月日も流れて二人は年老いていくことになりましたが、二人とも一生涯の相手と寄り添うことなく弦之介と朧をそれぞれ養子に取っていたのです。どんなに年月を経ても二人はそれぞれにお互いを愛し合っていたのです。泣ける話ですね、もしも何事もなく源之助と朧の二人が祝言を迎えることができていたら二人とも生涯にわたって平穏な気持ちでいられたでしょう。

ですがそんな二人もまた十人衆の一人として数えられていたため、人別帖を将監と夜叉丸に託した後に弾正とお弦もまた互いに頃試合の道を選ぶのです。過去のことがあったとしてもそれは既に昔のこと、弾正は容赦なくお幻に致命傷を与えることに成功しましたが最後の力を振り絞ったお幻によって討ち取られてしまいます。先に息絶えた弾正の死せる背中と自らの残り僅かとなった時間の中で、お幻は涙します。そしてそのまま弾正の背中に倒れこむようにして息を引き取ると、二人はようやく一つに結ばれることになります。

長く、そしてどうしようもなかった行き違いの結果として愛し合っていた二人が一度殺し合いに身を投じることになってもただひたすらに二人はそれぞれを想い合っていました。この二人の死を持って甲賀と伊賀の戦いは幕を挙げることになってしまうのですから、二人の願いは成就することなく弦之介と朧を苦しめることになっていくのです。年寄りの話なんかどうでもいいと思っている人こそ見てもらいたいです、ただ愛していたからこそ殺しあわなければならなかった弾正とお幻の二人の話は目を離すことは出来ません。

二人の愛はどこまでも

次に作中において恋愛関係にある見逃せないのは、伊賀十人衆である夜叉丸と蛍火とのエピソードでしょう。この二人は相思相愛の間柄で夜叉丸のイケメンすぎる行動に蛍火がメロメロにされています。夜叉丸のあまりにキザな台詞には少々イラッとも来ますが、それに対して純情な想いで答える蛍火が非常に可愛らしく描かれています。そしてこの二人もまた不戦の約定が解かれたことで戦いに翻弄されていきます。

人別帖を急ぎ持ち帰ろうとしていた夜叉丸と将監は道中に争いを繰り広げていくことになりますが、その最中に不意をついた将監が夜叉丸に攻撃を与えたことで一時期夜叉丸は行方不明となります。戦いが開幕したことを知った伊賀十人衆一同が甲賀に人別帖が取られないようにと二つあった巻物を燃やしてしまい、戦いに気付くことなく葬り去ろうと画策するのでした。その中では蛍火もその一人として加わっていたが、いつまでも戻らない夜叉丸を討ったと思われる将監を手にかけるのです。ここから先。蛍火はひたすらにヤンデレ化していきます。

実際に夜叉丸はまだ生きており、伊賀の里に帰還しようと急ぎ向かっている最中に甲賀十人衆が一人如月左衛門と霞刑部に遭遇してしまい、そこで命を落としてしまうのです。死んだことを知らないままただひたすらに夜叉丸の帰還を待ち続けていた蛍火の前に、変装を得意とする左衛門が夜叉丸に扮しているのを気付かないまま喜びます。しかしその変装はすぐさま見破られてしまい、夜叉丸が死んだこと、それを殺した如月左衛門に対して消化しきれないほどの恨みを抱いて彼の首を取ろうと執念を燃やします。ところが二人の実力差は明白となっており、蛍火は攻撃を加えるまもなく左衛門の手によってその命を落としてしまいます。命が尽きようとしている中、走馬灯とも言える幻影の中で再会した夜叉丸に会えたことで安堵しながら蛍火は、夜叉丸の元へと戦いの結末を見ることなく退場してしまうのです。

必ず帰ると約束した夜叉丸、その無事と帰りをひたすら待ち続けていた蛍火の願いは成就することなく、二人は二度と会えないまま最期の瞬間も共にすることが出来なかったのです。ただどんなに離れていても二人の思いが途切れることはなく、もしも戦いが幕を下ろさなければこの二人もまた弦之介と朧のように祝言を迎えていたのかもしれませんね。

パチスロあるある

例えこの想い、届かなくても

恋愛で相思相愛という関係は現実世界においても理想的な関係ですよね、最近では恋愛感情がなくてもそのまま結婚まで言ってしまったという事例もありますが、それはそれとしましょう。とはいえ愛し合っている二人のどちらかに恋慕の情を抱いているという恋愛のもつれは、漫画などの世界においても現実にも頻繁に起こります。そんな愛する人がいるからといってもその想いを抑えきれずに、ただひたすらに見守っている人物もこのバジリスクの中に存在しています。

陽炎
甲賀において弦之介に対して成就することのない情を抱えている『陽炎』がいます、この女性もまた甲賀十人衆として数えられる手練のくの一となっていますがその攻撃方法は、感情の高鳴りによって体内に毒を発生させてその成分を混ぜ込んだ息を相手に吹きかけることで毒殺するのです。一族伝来の術となっているため、彼女が愛する男性はその毒牙にかかって文字通り死に瀕してしまうのです。そんな体質であろうと陽炎は不戦の約定が解かれたことで朧との祝言の話も立ち消えた弦之介に迫っていきますが、毎回弦之介が死の危機に直面します。主としてもそうですが、一人の男としても弦之介に陶酔しきっている陽炎にとって戦いは自分から弦之介を奪った朧を殺そうと決意するのです。女の嫉妬は怖いですね。
筑摩小四郎
一方で朧にも彼女に忠誠を超えた愛情を抱えている人がいます、それが彼女とは幼馴染の関係でもある『筑摩小四郎』です。幼少期から共に伊賀の里で過ごしていたことで、小四郎からすれば朧はまさに一国を治める立場にあるということで姫様と呼び慕っていました。あくまで家臣、というよりは護衛としての立場とも取れると思いますが、私はこの小四郎を見て確実に忠誠以上の感情を持っているなぁと思いました。但し小四郎は薬師寺天膳の部下ということもあって、彼の言うことに対しては絶対服従となっていることで物語が進むごとに天膳の朧に対しての明らかな行動に憤りを覚える用にまでなるのです。彼もまた自分の愛すべき朧を伴侶として迎え入れようとしていた弦之介に対しては頑なに殺そうと執念に駆られることになるのです。

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